転職で「鬱」にならないために知っておきたい〝5つのポイント“とは?

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今、転職を考えて「鬱」になる人が急増しています。

仕事にストレスはつきものですが、蓄積すると

「鬱」に移行して、取り返しのつかないことになることもあります。

 

ストレス、大丈夫ですか?

まずは、こちらをご覧ください。

 

厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている

「患者調査」によると、平成8年には43.3万人だった、うつ病等の気分障害の

総患者数は、平成20年には104.1万人と12年間で2.4倍に増加しました。

参考:厚生労働省

 

問題なのは鬱状態が進行すると最悪の事態になりかねないということでしょう。

自殺者の原因の第1位に職場における強いストレスがあげられています。

 

そもそもなんで鬱になるんでしょうか?

また、鬱っぽいと感じたときどうすればいいんでしょうか?

 

目次

1.そもそも鬱ってなに?
2.なんで転職「鬱」になるの?
3.鬱になるとどんな状態になるの?
4.鬱にならないようにするには?
 4-1.内的なものが要因の場合
 4-2.外的なものに要因がある場合
 4-3.遺伝的なもの
5.なんだか鬱っぽいと感じたら?
6.まとめ

1.そもそも鬱ってなに?

気持ちが落ち込んで元気が出ない状態が長く続いている状態が

一般的に鬱状態といわれます。

 

生きている以上、誰でも機嫌のいい時もよくない時もありますが

何らかの原因で機嫌がよくない、元気の出ない状態が

長く続いているなら鬱を疑った方がいいかもしれません。

 

鬱の原因は大きく分けて3つあるといわれています。

  • 内的の要因
  • 外的な要因
  • 遺伝

内的の要因とは、自分の性格や物事の捉え方に要因がある場合をいいます。

外的な要因とは職場や家庭の人間関係、仕事が忙しすぎるなど

外部に要因がある場合をいいます。

 

鬱は遺伝するともいわれており、鬱病の方が多い家系だと

発症する可能性も高くなります。

 

2.なんで転職「鬱」になるの?

 

毎日朝早く満員電車に乗って出勤し、仕事を終えて帰宅するのは深夜。

電車の中で、つい寝過ごすこともしばしば。

 

こんなに頑張っているのに会社は俺を認めてくれない!

もうやってられるか!

明日辞表を叩き付けて辞めてやる!

 

誰しも一度や二度はそんな気持ちになったことがあるでしょう。

 

しかし、

そんなとき目に浮かぶのは家族の顔…。

ここで辞表を出したら、明日からどうやって生活していけばいいんだろう。

そんな簡単に会社を辞められれば苦労はない…。

 

仕事をしている以上、ストレスがない人はいないでしょう。

ただ、その状態が長く続くと誰でも元気がなくなってきます。

 

転職「鬱」は、あなたが家族のことなどを考え退職するのを我慢しているうち

ストレスが許容範囲を超え、心身に異常をきたした状態といえるでしょう。

 

よく言われるように、ゴムをズ~と引っ張り続けていると伸びきって

元に戻らなくなった状態、まさにそんな心身の状態が転職「鬱」です。

 

3.鬱になるとどんな状態になるの?

一般に鬱状態になると気分がすぐれなく、感情の起伏が激しくなります。

 

わけもなくイライラしたり、うまくかない原因を人のせいにしたり、

涙もろくなったり、怒りっぽくなったり。

物事をよくない方、よくない方へと考えがちです。

 

また自分ではよくわからないものの「仮面鬱」とか「軽症鬱」といわれる

症状を持つ人は実にたくさんいます。

 

よく「不定愁訴」ともいわれますが、原因がよくわからない倦怠感や頭痛、

肩こりや胃痛などが突然現れます。

 

一番多い症状が倦怠感です。

 

なんか休んでも疲れが取れない。

月曜日に会社に行くのが極度に辛いというような症状が現れます。

 

これらの症状は誰でも思い当たることですから自分ではまさか

「鬱」だとは思っていないことがほとんどです。

 

本人に自覚がないので、家族や周りの人が気づいてあげることが肝心です。

 

なんだかうちのウチのダンナ最近元気がないなあ、笑顔も少なくなり無表情になってきたし…

そんな時はSOSを出している状態ですので、要注意です!

 

また、自分ではストレスが溜まっていても気づかないことが多いので

次のような点に心当たりがないか、たまにチェックしてみてください。

 

・最近食欲がない

・人に会いたくない

・人に会っても笑顔になれない

・休んでも疲れが取れない

・よく眠れない

・夜中に突然目が覚めて不安に襲われる

・下痢や吐き気がする。

・食事をしていても、仕事のことを考えてしまい味が感じない

・失敗するのが怖くて新しいことにチャレンジする気にならない

・なんとなく毎日がつまらない

 

いかがですか?

チェックが多い場合はかなりストレスが溜まっていますよ。

 

4.鬱にならないようにするには?

鬱の原因には内的なものと外的なもの、遺伝によるものがあるとお話ししました。

 

鬱はストレスをため込み過ぎて脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンや

セロトニンが減少して脳の活動が低下して起こります。

 

ですので、ストレスをため込み過ぎないことが鬱にならない方法といえます。

 

4-1.内的なものが要因の場合

内的なものは本人の性格や物事に対する考え方が大きく影響します。

 

いい加減になれというわけではありませんが、責任感が強くてまじめな人、

上昇志向が強く自分に厳しい人は要注意です!

 

物事を完璧にやりきらないと気が済まない人がいますが

たまに少し肩の力を抜かないと息が詰まってしまいます。

 

仕事も周りの人をもう少し信頼して任せると逆にうまくいくかもしれません。

また、仕事のやり方を工夫することも重要です。

 

仕事をしている時間が長いと、どうしても自分の好きなことをやる

プライベートな時間が減ってしまいます。

すると気分転換がうまくできず、ストレスが溜まりがちになります。

仕事のやり方が工夫できないか見直してみるとよいでしょう。

 

不規則な生活も要注意です。

 

古来、人は太陽が昇ると同時に起きて、沈むとともに休んでいました。

現代人にはそれは無理でも、できるだけ規則正しい生活をすることが大切です。

深夜でも働いている人が大勢いますが、体内時計やホルモンバランスが崩れると

体調が悪くなり不機嫌になってきます。

 

体調がよくないとストレスが溜まり、鬱っぽくなってきますので、深夜やシフトで働く

職業の場合はできるだけ規則正しいリズムで働くようにした方がよいです。

 

若いときはつい深夜の仕事が終わった明けに寝ないで遊んでしまうことも

ありますが、やめておいた方がよいでしょう。

 

また、特に気を付けたいのは飲酒です。

 

どうしてもストレスが溜まったり、寝れないとアルコールの力に

頼りがちですが、アルコールは魔法の水ではありません。

 

むしろ睡眠が浅くなりますし、酔って感情が激しくなってくると

物や人に八つ当たりしてしまうということも多々あります。

 

すると、酔いが醒めた後に自己嫌悪になったり、場合になったり

飲酒が習慣化してアルコール依存症になってしまうこともあります。

たまに楽しく飲む酒はストレスの発散になりますが、

飲み過ぎには十分な注意が必要です。

 

内的なことに要因がある場合は、自分で気をつければ改善できることも多いので

できるだけストレスが溜まらない生活を心がける必要があります。

 

4-2.外的なものに要因がある場合

外的なものに原因があって、ストレスが溜まるとき場合はちょっと面倒です。

 

たとえば、社内の人間関係などが原因の場合は相手がいるだけに厄介です。

どこの職場でもなんとなく馬が合わないという人はいるものなので

いちいち気にしていてもしょうがありません。

 

相手に合わせようとするからあなたが疲れてしまいます。

そういう人もいるんだと思うしかありません。

こちらが変にオドオドしたり意識したりするとなぜか相手に伝わってしまいます。

 

難しいかもしれませんが、できるだけ自然体で接するようにして

あまり意識をその人に向けないことです。

 

職場環境や仕事内容は自分で変えることができませんので、

うまく対応していくしかありません。

 

4-3.遺伝的なもの

血縁のある親族に鬱病の人がいると家族内に発症しやすいことから、

鬱病の発症に遺伝的要因が関与していることがわかっています。

参考:メンタルナビ

 

しかし、むしろその人の性格や性質が鬱になる引き金になることが大きいようです。

 

5.なんだか鬱っぽいと感じたら?

・休養をとる

なんだか、元気が出ない状態が続いているときは

休養をとるのが一番です。

 

十分に頑張っているので、時には仕事を休むことも時には必要です。

仕事を休むと会社に居場所がなくなるんじゃないかなんて考える必要はありません。

 

そんなふうに考える癖がストレスを溜める原因になっています。

 

・診察を受ける

病院で診察を受けることも必要です。

 

軽い鬱の場合は、本人に自覚がない為、病院に行くのは抵抗があるかもしれません。

そんな時は家族や周りの人が連れて行ってあげてください。

 

鬱傾向が強くなっていると物事に対して否定的な見方が強くなってきますが

家族に指摘されても、そのことを納得できないようです。

 

医師と話すことでようやく自分のマイナス思考のパターンに気づき、

専門家のアドバイスならと受け入れることが多いです。

 

・非日常のことをやってみる

いつもと違うことをやってみるのも効果的です。

 

毎日、都会で仕事をしているなら休日には山や海など

自然の中に身を委ねてボーとしてみる。

 

デスクワークが多いなら、スポーツジムや登山などで汗をかいてみるなど、

いつもと違うことをやってみると気分が変わりストレスが緩和します。

 

ときには行き先を決めず一人旅したり、誰もいない南の島に

何日か滞在したりなどというのもおすすめです。

 

最近はIT会社が田舎の民家を借りて仕事をしているケースも多いです。

 

・太陽の光を浴びる

今、光療法という鬱の改善療法があります。

 

人は本来体内時計がありますが、生活リズムが乱れてきたり

冬など季節的に日照時間が少ないと鬱っぽくなってくる場合があります。

 

太陽の光を浴びると人が本来持っている体内時計がリセットされ

メラトニンやセロトニンという体内物質の分泌量が調整されます。

 

それにより、鬱の引き金となる睡眠障害や冬季鬱病といわれる鬱の改善に

効果的だといわれています。

参考:光療法

最近は光療法に向く蛍光灯なども販売されています。

 

・声を出して笑ってみる

不安や悩みが頭の中を占めていると、元気がなくなります。

一時的でもいいので、頭の中から心配の種を追い出し気持ちを他のことに向けるようにします。

 

たとえば、落語でも漫才でも物まねでもいいので、カラ元気がでるものを見たり聞いたりします。

バカくさいと思っても笑えればしめたもの。

形から入って気持ちをコントロールする方法もあります。

 

・ときには居直る

自分が今まで生きてきた価値観が、知らず知らずのうちにこうしなくてはならない!

こうあるべきだ!と自分を縛っていることが多いと思います。

 

海外に行くと日本人のまじめさや几帳面さを感じることが多くあります。

一部の外国では決まった時間に列車が来ないとか、荷物が届かないなんてことは日常茶飯事。

 

決してそれがいいというわけではないのですが、電車が来ないからと気にする様子もなく

問題なく逞しく生活する彼らの姿から学ぶことは多いです。

 

どんなに頑張っても、どうしてもダメなときもあります。

そんな時は居直ってふて寝することも効果的です。

 

決めつけは、ストレスが溜まる原因になります。

 

まとめ

転職「鬱」になるのは自分自身の物事のとらえ方と職場環境、人間関係など

自分ではコントロールできない外的なものに原因があります。

 

我慢が許容範囲を超えたときに心身のバランスを崩すわけですが、

ときには思い切って転職することも必要だと思います。

 

家族の生活の為に転職を我慢して鬱になり、休職したり入院したのでは本末転倒です。

 

仕事をする以上、ストレスは避けて通れないのでいかにうまく

ストレスと付き合い、鬱にならないようにするかが大切でしょう。

 

この記事が転職で悩んでいる人にとって、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 


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