転職で内定がとれる「志望動機」の作り方とは? チェックすべき8つのポイント

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転職を考えて、いざ応募しようというときに一番頭を悩ますのは

志望動機に何を書けばいいのかわからないということではないでしょうか。

 

採用担当者はたくさんの応募書類の中から選考します。

その応募書類の中で、他の人達と差別化できるもっとも重要な部分が「志望動機」です。

 

しかし、「志望動機」って、いざ書こうとすると何を書いていいか

わからないということが往々にしてありますよね。

実は書くにはちょっとしたコツがあります。

 

目次

1.自分が採用担当者だったら何を知りたい?
2.企業のリサーチをしっかりとおこなう
3.前職の実績をしっかり掘り下げる
4.自分の強みを知る
5.退職の理由がネガティブならポジティブに変換してみる
6.正直に、格好つけず、ぶれない志望理由を書く
7.書かない方がいい「志望動機」とは?
8.内定を勝ち取る「志望動機」の書き方

 

1.自分が採用担当者だったら何を知りたい?

 

もし、自分が採用担当者なら、どういう人を採用したいかを考えると

比較的スムーズに「志望動機」が思いつきます。

採用担当者は、

 

この人は

・なんで前の会社を辞めたんだろうか?

・どういうキャリアがあるのかな?

・ウチの会社の社風と合うだろうか?

・他の人達とチームワークをもって仕事ができるだろうか?

・長く勤めてくれそうか?

 

などということを考えながら応募書類を見ます。

それならば、ある程度それに沿う形で「志望動機」を考える必要があります。

 

本当は会社を辞めた原因が残業が多い、人間関係がいやだった、給料が安かったとします。

 

しかし、それが本当だったとしてもそのままストレートに

「残業が多くて自分の時間が確保できなかったから」とか「給料が少なかったから」とか

「社内の雰囲気が良くなかったので」とかだけを「志望動機」にするのは少し軽率な気がします。

 

会社は、はたしてこの人は会社にどれだけの事をしてくれるのかを考えて採用します。

 

残業時間が少ないからとか、給料がいいからとか、社風が自分に合いそうだからなどの

理由だけだと、担当者はそういう会社ならどこでもいいのかと感じてしまいます。

 

自分がもし、採用の担当者ならどういう人を採用したいだろう?

と考えるとおのずと書くべき「志望動機」が見えてきます。

 

 

2.企業のリサーチをしっかりとおこなう

 

転職は男女関係によく似ています。

この人と結婚したい!と思うとき、その人の事を良く知らないで

プロポーズする人はあまりいないでしょう。(ときにはいるかもしれませんが)

 

志望動機が「将来性を感じたから」とか「企業理念に共感した」などと

抽象的なことだけで終わっていると担当者の目を引くことはできません。

 

もっと具体的に

「現在、市場はこういう状況にありますが、御社は○○という新しい技術を開発され、

販売に着手されています。

 

これからは○○の時代がくると考えており、御社に非常に将来性を感じています。

自分が培ってきた○○の知識をいかし、ぜひ会社の発展に貢献したいです」

というように具体的な志望動機があると説得力が増します。

 

その為には新聞やテレビ、業界紙やその会社のホームページなどをチェックして

業界の動向を知る必要があります。

 

又、店舗があるなら実際に店舗に行き雰囲気を感じてみたり、

商品やサービスを体験してみるのもよい方法です。

 

しっかりリサーチしたうえで語られる志望動機は、表面的な薄っぺらいものでなく

本当にこの会社に入りたいんだなという本気度が担当者に伝わります。

 

3.前職の実績をしっかり掘り下げる

 

中途採用で採用する場合は新卒と異なり即戦力が求められます。

その為、自分の前職での実績をしっかり掘り下げてアピールする必要があります。

具体的な数字もいれるとより伝わりやすくなります。

 

会社が自分に求めるものが何なのか考えて志望動機を作りこむと

担当者に響くものになります。

 

4.自分の強みを知る

 

実績と同様にキャリアをアピールする必要があります。

 

よく自分には人に言えるようなキャリアなんかありませんという人がいますが

長年働いていてキャリアがない人はいません。

単に即答できないだけです。

その場合は、自分に質問することで自分の強みが見えてきます。

 

ちなみに、ハーバード大学教授のロバート・カッツ氏によると

キャリアには3つあると言われます。

  • ヒューマンスキル
  • テクニカルスキル
  • コンセプチュアルスキル

の3つです。

 

ヒューマンスキルとはコミュニケーション能力や対人に対して

どれだけのストレス耐性があるかというものです

 

テクニカルスキルとは、その名の通り、仕事に対してどれだけのスキルや

知識があるかというものです。

 

コンセプチュアルスキルとは自分自身ではわかりづらいのですが、

仕事が早いとか、資料がわかりやすいとかいうようなスキルです。

 

これらの中で自分に当てはまることがないか思い出してみます。

今まで仕事ぶりや人に褒められたことがないでしょうか?

 

重要なのは考えようとするのでなく、思い出してみることです。

もし思い出せないときは、自分自身に質問してみてください。

 

たとえば、

・今までで印象的な仕事はありますか?

・なぜその仕事を頑張れたのか。また頑張ろうと思ったのですか?

・そのときあなたはどのように行動しましたか?

・そして、その結果どうでしたか?

・その経験から何を学びましたか?

 

何となく自分や、自分の強みが見えてきませんか?

志望動機に、自分の体験から自分にはこういう実績や強みやスキルがある。

それをこのように生かしたいと書くと具体的で説得力が増します。

また採用担当者もあなたをより理解でき、入社してからの姿もイメージしやすいでしょう。

 

 

5.退職の理由がネガティブならポジティブに変換してみる

 

厚生労働省の平成25年度雇用動向調査によると、一年間の離職者は約718万人おり、

仕事をやめる一番大きな理由は、労働条件が悪いからだそうです。

厚生労働省 雇用動向調査

 

転職の理由は様々です。

会社に不満があり辞める人も多いでしょう。

しかし、前の会社への不満を打ち出した「志望動機」は担当者から好まれません。

 

たとえば

残業が多かったので残業の少ない会社で働きたい、

給料が安かったのでもう少し給料のいい会社で働きたい

 

という志望動機などは、ポジティブな表現に変換することで、採用担当者から

好感をもたれる志望動機を書くことができます。

 

例)

残業が多かったので残業の少ない会社で働きたい

→自分の時間を有効に活用して資格取得などに生かしたい

 

給料が安かったのでもう少し給料のいい会社で働きたい

→資格を取得してより専門性の高い仕事をしたい

 

などです。

 

ポジティブな理由による転職は会社にも歓迎されますが、

ネガティブな理由による転職だと担当者の心を引き付けることは難しいです。

 

もし、もっといい条件の会社があったらそちらに移るのではないか?

入社したところでまた不満が出てくるのではないか?

そんな感情が採用担当者の頭をよぎります。

 

どうしてもネガティブな理由に引っ張られて志望動機が

うまく書けないというときには、その理由をポジティブな方向に

変換してみると案外すんなりと書けます。

 

6.正直に、格好つけず、ぶれない志望理由を書く

 

退職したのは、もしかしたら自分にも原因があったかもしれないのに、

その理由を会社だけのせいにしたり、仕事が物足りなかった、

自分のやるべき仕事でなかったなどと言う人がいます。

本当はその人の実力不足が原因だったかもしれません。

 

変に格好つけたり、前職の肩書やプライドは捨てて、

新しい会社で頑張るという姿勢を見せることが必要です。

 

「郷に入っては郷に従え」という諺もあるように、新しい環境で周りとうまくやっていく

新しいやり方にもなじんでいく、その意識を持って志望動機を書くと、

採用の担当者にもよい印象を与えます。

 

前の会社は前の会社、今の会社は今の会社。

やり方も違うかもしれないし、前は役付だったかもしれないけど

変なプライドは捨てる覚悟が必要です。

 

たとえ相手に言葉足らずの感じを与えたとしても、借り物でない、

自分の言葉でこの会社に入りたいという熱い「志望動機」を語る必要があります。

 

もし面接となった時、応募書類に書いてある内容と実際に話す内容に

食い違いがあると、それこそ恥ずかしい思いをします。

 

また、無事入社できても時間の経過とともに会社とズレが生じて

退職ともなれば、お互い時間や費用の無駄になり不幸です。

 

 

7.書かない方がいい「志望動機」

 

一般に「志望動機」には書かない方が無難とされることがあります

 

1)具体性のない志望動機

 

一般的で具体性のない志望動機は書かない方がいいです。

 

採用担当者はあなたがどういう人物か?なぜこの会社に入りたいのか?

そもそも本気なのか?という点を見ています。

具体性のない志望動機には本気を感じません。

 

本気ならばその会社や業界を徹底的に調べ、なぜ自分がその会社に入りたいのか、

入って何をしたいのかを熱く伝えたくなるでしょう。

それがないと、とりあえずここでいいや、と気持ちで応募したような感じを受けてしまいます。

それでは会社にも失礼です。

 

 

2)やりがいのある仕事がしたい

 

これも1)と同じですが、やりがいのある仕事かどうかは本人次第です。

どこの職場でも、どんな仕事でも本人の意識次第である程度は

やりがいを感じることはできます。

 

やりがいのある仕事をしたいというのを志望動機にするなら、

その会社でしか感じることができない具体的な理由が必要です。

 

 

3)自分が成長できると思うので…

 

ありがちな志望動機ですが、そもそも会社はあなたに給料を払っています。

成長させてもらえるなら、むしろあなたが会社に費用を払わなくてはならないでしょう。

会社はあなたに給料を払う代わりに、あなたから長く利益をもたらしてもらいたいのです。

 

会社からやってもらうという考えでなく、自分が会社の為に何ができるのかを

考えて、志望動機や自己アピールをする必要があります。

 

4)給料も高いし、複利厚生がいいので…

 

もちろん、これは会社を選択するときには大きな動機だと思いますが

動機がこれだけだとちょっと弱いです。

 

給料や福利厚生が良ければ、どこでもいいんだなという

印象を与えかねません。

もっと、仕事に焦点をあてた志望動機が必要です。

 

5)職場が近いから

 

パートなどの場合はよいのですが、正社員で転職を希望する場合は、

書かない方が無難です。

広範囲に営業所などがある会社なら転勤させたら辞めるのかと

思われてしまいます。

 

6)やる気だけをアピール

 

やる気を見せる事は必要ですが、それだけではあまりにも漠然としています。

もっと具体的に、そのやる気をどこにどうやって発揮するのか伝える必要があります。

それに、そもそもやる気がない人に会社としては応募してもらいたくないでしょう。

 

 

8.内定を勝ち取る「志望動機」の書き方とは?          


                                               

 

それでは、内定をもらうための「志望動機」を書くにはどんな点に

留意すればいいのでしょうか?

 

7の「書かない方がいい志望動機」の裏返しになりますが、

自分が会社に対して何ができるか、何をしたいかが具体的にわかる志望動機は

採用担当者に好まれます。

それはその人が入社してからのイメージもしやすく、好感を持たれます。

又、会社にいる人達には見えなくなっていることを「志望動機」に入れると

新鮮な感じを与えます。

 

たとえば、

・その企業の商品を実際に購入しているが、こういうところが気に入っているので

この会社で働きたい

・自分の経験がこの部分で貢献できる

・他社の商品と比較してこの部分が気に入っているのでぜひ働きたい

・この商品はこういう点が社会に貢献していると思う。

自分もこの商品を広めることで社会に貢献したい…

 

など具体的で消費者目線の志望動機は、社内でも見落とされている為

新鮮な感じを与えます。

会社としても、こういう視点を持つ人には、ぜひ一緒に働いてもらいたいという

印象を持ってもらうことができるでしょう。

 

最後に、

転職する際に「志望動機」は、あなたが大勢の中で最初に自分をアピールできる重要な部分です。

 

採用担当者の気持ちになり、あなたが会社から何をしてもらえるかでなく、

自分が会社に対して何をできるかを具体的に、情熱を持って伝えてください。

そうすれば必ずや内定を勝ち取ることができるでしょう。

 

 


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